MathTriangleの雑記帳

主に数学について書いていくブログです。数学の他にパズル、謎解き、音楽にも興味があります。

中学数学/学研教育出版・牧野正博著 中点連結定理と線分の長さ p.428 (練習123)

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中学数学/学研教育出版・牧野正博著 中点連結定理と線分の長さ p.428

(練習123)

f:id:MathTriangle:20170527110527j:image

[解]
(1)
△AECにおいて、2点D、Fはそれぞれ辺AE、ACの中点なので、中点連結定理より
EG//DF・・・[1]
DF=(1/2)EC
=(1/2)(EG+GC
=(1/2)EG+(1/2)×6
=(1/2)EG+3・・・[2]
となり、△BDFにおいて、点Eは辺BDの中点であり、[1]が成り立つので、
中点連結定理の関連定理より点Gも△BDFの辺BFの中点である。
よって△BDFに再び中点連結定理を用いると、
EG=(1/2)DF
となるので、これに[2]を代入すると、
DF=(1/2)((1/2)DF)+3
=(1/4)DF+3
(1ー(1/4))DF=3
(3/4))DF=3
DF=(4/3))3
=4(cm)
となる。

 

(2)
△ABCにおいて、2点P、Qはそれぞれ辺AB、ACの中点なので、中点連結定理より
PQ//BC・・・[1]
PQ:BC=1:2・・・[2]
となり、△RQPと△RBCにおいて、[1]より
∠RQP=∠RBC(平行線の錯角)
∠RPQ=∠RCB(平行線の錯角)
となって、2組の角が相等しいので、三角形の相似条件より
△RQP∽△RBC
となり、相似な図形の対応する辺の比はすべて等しいので、[2]より
RQ:BR=PQ:BC=1:2
となるから、RQ=4(cm)より
BR=2RQ=2×4=8(cm)
となる。
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